理事会議事録

第2回日本美容外科医師会理事会議事録

開催日時:平成12年1月20日(木)19:10〜22:25
場  所:東京スキンクリニック(東京都港区)会議室
出席理事:
岡部夕里先生(東京スキンクリニック)
高須克弥先生(高須クリニック)
ルネ・デュ・クロー先生(東京スキンクリニック)
平田修人先生(名古屋国際クリニック)
真崎信行先生(共立美容外科)
マッキンストリ千枝子先生(高木クリニック)

議  題:
周哲男先生からの回答依頼書 
岡部先生より前回の議事録でX先生が日本美容外科学会長を名乗っているとの記載があったことについて、事実に反する一方的な記事ということで、周哲男先生より会長宛に回答依頼書が来たことについて、回答依頼書・回答書の提示、経過説明及び回答書の添付書類の説明があった。「日本美容外科学会と日本美容外科医師会とは別 なのだから、理事会で論議すべき話題ではない」、「医師会会員の利害に関わるのだから論議すべきである」、「議事録をすべて医師会ニュースに掲載する必要はなく、ある程度の抜粋でもよい」、「会員は会合の内容を知る権利がある」など、多数の意見が出された。協議の結果 、今後医師会ニュースには基本的に個人の名前を省いた理事会議事録の要約を「理事会便り」として掲載することに決まった。議事録全文は医師会のウェブサイトに、会員だけが閲覧できるようパスワードを付けて掲載することになった。

会員登録状況 
岡部先生より9月以降の新入会員19名を含め、現時点で登録更新者は61名(入金未確認6名)との報告があった。名簿上に記載され更新していない会員が多数いるので2ヵ月ごとに請求し、1年間は会員扱いとして医師会ニュースなどの発送を続けることとなった。会員番号はアイウエオ順に0101番から付けることとなった。

連合広告(報告)
高須先生より今月の掲載誌は1月25日発売「週間女性」、「女性自身」、1月27日発売「女性セブン」の3誌であること、2月広告文から担当が山子大助先生から高須克弥先生に変わることが報告された。

日本美容形成外科医会に対する対応 
岡部先生より純粋に宣伝目的と思われる日本美容形成外科医会が出している広告が会員のボランティア社会奉仕活動である日本美容外科医師会の連合広告と混同されるために起きている弊害の指摘があった。両方に広告を出しているクリニックに本医師会のみに絞って欲しいとの意見もあったが、この問題は次回の理事会で再度検討することとなった。
美容医学110番  
岡部先生より美容医学110番応答プロトコール及び応対記録の文案が提出され、承認された。また,同先生より1週間ごとの持ち回りで近日中スタートすることが報告され、各クリニックで対応の難しい場合は高須、マッキンストリ、岡部先生に相談するということで、3先生共了承した。専用の電話回線が望ましい、トラブルの多いクリニックや医師について詳しい情報が欲しいなどの意見が出た。「悪質なクレーム患者のリストを作成、医師会員だけが閲覧できるウェブサイトのパスワード付きページに掲載すると有益との意見が出された。

広報委員会報告 
平田先生より医師会ニュースは広告収入で収まる金額で作製・発送する事を検討している旨の報告があった。現在医師会ニュースは1200部発行され、日本美容外科医師会員、日本美容外科学会員、日本美容医療協会員、日本美容皮膚科学会員、日本脱毛学会員などにも発送されているが、今後もこの発行部数を維持する予定である。

日本美容外科医師会ボランティアの会 
岡部先生より「日本美容外科医師ボランティアの会」の名称は会員が医師に限定されるように聞こえるため、「日本美容外科ボランティアの会」と変更するように、東京都の担当機関から指示があり、これに従ったと報告された。認可は一月末に下りる予定である。平田先生が募金箱の見積りを依頼して、登録手続きが完了してから本格的に検討したいとのことである。

学術委員会報告・活動予定 
デュ・クロー先生より平成11年12月9日の第一回勉強会の参加人数、収支などが報告された。来る2月10日の第2回勉強会・第1回日本医療ピーリング研究会合同開催には本日まで40名の参加申込みがあったと報告された。

ホームページ 
デュ・クロー先生よりホームページのプロバイダーを安価でサービスが迅速な株式会社ビッグカンパニー(東京都渋谷区)に変えたことが報告された。

次回の理事会は3月23日(木)に開催予定。4月の学会会場で開催するはずだった総会は、時間的余裕が無いため断念せざるをえないので、5月の理事会と同日に行うこととし、岡部会長は、議事録署名人に高須克哉先生、真崎信行先生を指名し閉会した。