理事会議事録

第7回日本美容外科医師会理事会議事録

開催日時:平成13年3月8日(木)21:30〜23:00

場  所:六本木プリンスホテル

出  席:
浅見善康先生(アサミ美容外科)、岡部夕里先生(東京スキンクリニック)、菅谷良男先生(菅谷クリニック)、高須克弥先生(高須クリニック)、ルネ・デュ・クロー先生(東京スキンクリニック)、根岸重浩先生(赤坂マリアクリニック)、平田修人先生(ターミナル皮フ科なごや美容外科)、真崎信行先生(共立美容外科)、マッキンストリ千枝子先生(高木クリニック)、水野力先生(アネシス美容外科)の計10名。

1. 美容医療賠償保険制度導入案((株)シスコン平川氏及び横塚氏も出席)
 浅見先生と(株)シスコン平川氏より、前回の理事会における要請に従い、保障内容、契約形態、掛金算出方法について検討した結果が報告された。
 保障内容は死亡及び後遺障害3級、契約形態は個人及び病院の二方式、算出方法は医師数を基準とする。活発な質疑応答及び意見交換の後、掛金月額については、次の通り決定した。死亡+1億円保障では、医師一人当り30,000円、病院契約の場合二人目から20,000円、アルバイト医師1,000円×出勤日数、一施設当たり4,000円。
 出資金は医師一人当たり10万円とし、仮募集を3月中に行う。

2. 健康被害対策委員会関係
 菅谷先生より、特に違反広告が多く悪質と思われるラ・パルレかTBCを告発することが提案され、可決された。
 鈴木周弁護士に同先生に告発をお願いするとの前提で、日本美容外科医師会顧問弁護士として、通告文の送り先のエステからの問い合わせに応じることを無償でお願いすることが承認され、医療行為とされる美容目的の行為が掲載され、同先生の連絡先が明記された「美容関係の法体系について」を今後通告文を送付する際に同封することが決定した。
 違法エステに対する通告文の送付は少なくとも年内続けることになった。

3. その他
 岡部先生より、今年11月に予定されている第81回日本美容外科学会の会長を務めることが内定しているとの報告があり、勉強会に代えて、日本美容外科医師会後援として、日本脂肪吸引学会及び日本医療ピーリング研究会と合同開催したいとの提案があった。自己採算制を目指すが、必要に応じて50万円までの資金援助を受けたいとの要請があり、承認された。

 今回時間不足のため、4月12日(木)19時〜21時に臨時理事会を開催することが決まった。